FXの基礎用語03~ロット・レバレッジと証拠金~
前回は「通貨ペア」と「時間足」についてお伝えしました。
今回は、
「ロット」
「レバレッジと証拠金」
についてお伝えしたいと思います。
ロットとは?
ロットとは一体何なのか?
FXでは、「1ドルだけ買う」ということができません。
ダースやカートンと同じようなもので、
ある程度の数量をまとめて注文する必要があるのです。
その単位をFXでは「ロット」と呼ぶのです。
「ある程度の数量」とは、証券会社ごとに異なりますが、
多くの国内証券会社の場合、
1ロット=1,000通貨または1万通貨
と証券会社によって定められています。
一方、海外の証券会社では、
1ロット=10万通貨
であることが多いです。
【○○通貨とは?】
「〇〇通貨」という単位は、通貨ペアの左側の通貨の単位になります。
つまり、
ドル/円の相場で1万通貨=1万ドル
ユーロ/ドルで1万通貨=1万ユーロ
を表します。
これからFXをやる上で、この「通貨」という単位には慣れておきましょう!
レバレッジと証拠金
さて、続いてレバレッジについてです。
FXは知らなくても「レバレッジ」という言葉くらいは
聞いたことがあるかもしれません。
レバレッジとは、つまり「てこ」です。
少ない力でも大きなものを動かすのが「てこ」ですよね。
FXもそれと全く同じ原理で、
少ない資金で大きな金額を取引することができるのです。
ちなみに、国内の証券会社では、
レバレッジは最大で25倍までと法令で決められています。
つまり、口座資金が10万円ならば、
250万円分の取引ができるということです。
一方、海外ではレバレッジ規制がないので、
200倍や400倍などの証券会社があります。
※先日、1000倍なんていうのも見かけました(笑)
そして、レバレッジを利用した取引を行うために、
一時的に預ける担保金のことを証拠金と呼ぶのです。
例えば、あなたが10万円を口座資金として持っていて、
100万円分の取引を行いたい場合、
国内の証券会社であれば、最大レバレッジが25倍なので、
100万円の25分の1の資金を証拠金として預けることとなります。
100万円÷25=4万円
つまり、この4万円を証拠金として預けることによって、
その25倍の100万円分のポジションを持つことが可能となります。
これがレバレッジというものです。
ちなみに・・・
「レバレッジはどこで設定するのですか?」と聞かれることがあります。
そもそもレバレッジは、
証券口座を開設したときに決まっているものですので、
国内業者であればほとんどの場合、
初めから25倍になっていると思います。
ですので、ポジションを持つのに必要な証拠金の金額は、
基本的に25分の1ということになります。
いかがでしょうか?
この辺りで少し混乱してきたかもしれませんね。
もし何かわからないことなどがありましたら、
いつでも聞いてくださいね。
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基礎用語最終回となる次回は、
「pips(ピプス)」
「スプレッド」
についてお話します。
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