相場状況は変わります。
どうも、ハシモトです。
さて、今日は久々に相場解説ではない話題を
お届けしようと思います。
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つい過去にこだわってしまう
トレーダーも人間ですから、
チャートを分析する際に、
先入観にとらわれてしまうことがあります。
「このチャートは上がりやすい!」
などと一度思ったら、
いつの間にかそれ以外のシナリオには、
対応できなくなりがちなのです。
特に負けてしまうトレーダーは、
常に「正しくあろう」とするあまり、
一度「上昇だ!」などと思い込んだら、
現実の相場がいくら変化しても
対応しきれない事が多いのです。
ものすごく良い例が、
ドル円のレートに関する先入観のお話です。
この話題はよく取り沙汰されますが、
ドル円が100円を切るような相場になる前は、
「100円を切ることはないだろう」
という先入観を持っていた人は多かったはずです。
そんな中でのトレードでは、
どれだけ下がっても買い続けてしまう
というのが先入観を持ったトレーダーの行動です。
一度、「100円は切るはずがない」と
信じこんでしまったら、
仮に100円を少し割って98円などになっても、
「これは下げ過ぎなんだ。すぐに100円に回復する」
などといって、買い続けしまうのです。
その結果は皆さんもご存知のとおりですね。
逆にアベノミクスでドル円が上昇していった時も、
「110円を超えるのは難しい」
と言われながらも110円はあっさりと超え、
「さすがに120円は・・・」
と言われながら、それも超えてしまいました。
一連の上昇の中で、
信じて売り続けた人は大変だったと思います。
相場の変化に対応すること
先入観そのものは、
トレードに対する自信でもありますから、
それはまだ良しとしましょう。
いけないのは、
相場が変化してもその先入観を貫いてしまう事
です。
相場というのは刻々と変化しますから、
上昇トレンドと見ていた相場が転換する、
下降トレンドと見ていたらレンジになる、
などということは日常茶飯事です。
ましてやデイトレレベルでトレードしていれば、
このような変化はもっと頻繁に起こることでしょう。
そんな中で、エントリー当初の先入観を捨てきれず、
相場が変化しているのにも関わらず、
意地でも同じ方向のエントリーを繰り返したり、
損切りを入れずに待ってみたり、
などというのはやはり問題がありますね。
相場とは利益を出すための場であって、
自分が正しいことを証明する場ではありません。
では具体的にはどうすれば良いかというと、
変化する相場に臨機応変に対応していくには、
トレンドが変わるタイミングなどを
しっかりと分析して見極めなければいけません。
仮に上昇と思って買いのポジションを持っていても、
「これが損切りにかかったら、
一旦は下落方向に転換する形かな?」
などというシナリオをきちんと考えておくことです。
今の時代は損切りを入れるのが
当たり前になりましたから、
損切りを入れない例は論外としまして(笑)、
まずは、
「もし損切りにかかったら、どんな相場に変化するのか」
などということを考えると良いでしょう。
ポジションを持つ前に、
このようなシナリオも考えてみてください。
それでは今日も良いトレードを!
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注目通貨の動向
この通貨ペアですが個人的には、
長期的にまだ400~1000pipsを超える幅で
下落が継続してもおかしくない
という分析になっています。
▼週足
画像の青色で示した点線のように、
どんどん下落していくパターンも
十分に考えられます。
または、上昇の場合は次のような動きも考えられます。
▼週足2
どちらの場合も重要なのは、
画像の細かな矢印の動きではなく、
チャネルを抜けるのか抜けないのか
という点ですね。
つまり、
上に抜けないかぎりは長期的に売り、
上に抜けてきたら買いになる可能性あり
という感じで見ていくイメージですね。
この見方は短期のトレードでも同じですから、
他通貨ペアなどで同様の動きがある時は、
そのように考えると良いと思います。
ではでは!
P.S.
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