有効な水平ラインを引くには?
どうも、ハシモトです。
いよいよ夏本番ですね。
汗っかきの私は、ハンカチが必須アイテムなわけですが、
ハンカチにはこれがオススメです。
そうです。おしぼりタオルです(笑)
居酒屋などで使った時に、
「これがハンカチ代わりだったら理想的じゃないか??」
と思ったのが始まりです(笑)
ネット通販で入手できるので、汗っかきの方にはオススメです。
吸い取りの能力が他を圧倒していますからね(笑)
さて、今日は水平ラインのお話です。
水平ラインについては、
概要的なことしか書いてこなかったので、
ここで方法論的なことを書きたいと思います。
水平ラインを引く基準
水平ラインを引く基準は、人それぞれあると思いますが、
私の基準はこうです。
◆目立つ高値と目立つ安値
◆上下から止められている値
◆何度も止められている値
まず、【目立つ高値と目立つ安値】ですが、
以下の図をご覧ください。
※クリックで拡大します。
目立つ高値、目立つ安値に引くとこのような形になります。
ピンク色の丸印をしたところが目立つ高値と安値というわけです。
ただし、水平ラインにはきちんとした明確な「正解」があるわけではないので、
だいたいこのような形になる、というくらいに考えて下さい。
では次に、【上下から止められている値】ですが、
これを意識してラインを引くと次のようになります。
※クリックで拡大します。
この図は色ごとに見て下さい。
例えば青色の印は、
青色のラインを基準に上下から止められているポイントです。
・・・何かに気が付きませんか?
そうです。上でお伝えした【目立つ高値、目立つ安値】に引くラインと、
ほぼ同じ場所に引けているのがわかると思います。
最後に、【何度も止められている値】ですが、
これを特に意識するときには、チャートの縮尺を変えて、
「より遠くから見ている状態」にするとわかりやすいでしょう。
以下のような形です。
※クリックで拡大します。
ピンクの丸印に注目して、このような形でラインを引くことができます。
しょせんは過去チャート
ここまでラインを引く基準についてご説明して来ましたが、
これはしょせん過去チャートだから簡単に引けるわけですね。
では実際にリアルタイムでは、どのように引いていくのか?
そもそも水平ラインは、
意識されるであろうポイントにラインを引いて目印にする。
というモノです。
ですから、水平ラインを引いた後、
「結局は意識されなかった」ということが起こります。
まずはそれを前提として覚えておいて下さい。
では実際にラインを引いてみましょう。
下のチャートは本日【7月8日】のユーロ/ドルの5分足です。
※クリックで拡大します。
さて、このようなチャートでどのような水平ラインが引けるでしょうか?
まずは少し考えてみて下さい。
いかがでしょうか?
◆目立つ高値、目立つ安値
◆上下から止められている場所
◆何度も止められている値
これらを意識した上で水平ラインを引いていくと、
どのようになるでしょうか?
私が引くとこういう形になりました。
ピンクの丸印に注目しています。
例えばこの時点でエントリーポイントを待つとすれば、
一番上のラインに支えられて再上昇する場所を買いで狙っていくのが
良いのではないでしょうか。
ただし、これは5分足なので、そろそろトレンドが終わるかもしれません。
さらに言えば、長い足では下落傾向にあるので、
その圧力もかかっているかもしれません。
もしくは逆に最後に大きな陽線が出てトレンドが終わるかもしれません。
ですので、私ならばエントリーはしません。
しばらく様子を見ると思います。
また、後から見ると、
トレンドのリズムがキレイで分かりやすいかもしれませんが、
こういう相場はリアルタイムで見ていると、
上昇?下落?どっち!?
ということになってしまう可能性もあります。
もしも迷ったら、エントリーしないのが最善策です。
入れば勝てるんじゃないか・・・?
という幻想は今すぐに捨てましょう(笑)
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
相場格言
本日の相場格言はこちらです。
意地商いは破滅のもと。
トレーダーは時に意地を通す必要がある時もあります。
しかし、精神的にも金銭的にも、限界というものがあります。
例えば、それまで優秀な成績を残してきたトレーダーが、
「いつかは勝てる」と思ってナンピンを続けて破滅する
というのはよくある話です。
あまり意地を張りすぎて、熱くならないように気をつけてください。
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