トレンドフォローの損切り位置
どうも、ハシモトです。
今日コンビニで1,272円という買い物をして、
10,272円を出したら・・・
「ちょうどお預かりします、レシートのお返しです」
と言われました。
いやいやいやいや・・・(笑)
思わず笑ってしまいました(笑)
さて今日は、損切りの位置についてのお話です。
このセオリーを忘れていると、
なんかわからないけどいつも負ける・・・。
ということが起こりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
損切りの位置は感覚で決める?
損切りの位置を決める時、どんなことを基準にしていますか?
もし、
――だいたいこの辺かな?
という“感覚”だけで決めているとしたら、非常に危険です。
例えば、以下の様な場面でエントリーするとしたら、
①と②、どちらが損切りポイントになるでしょうか?
※クリックで拡大します。
損切りライン=エントリーの根拠が崩れるライン
結論から言うと、
実践的には損切りは①と②どちらでも良いと思います。
乱暴に聞こえるかもしれませんが、
実践的に考えると状況にもよるからです。
例えばこれがすごく良いチャンスで、
ロット数を上げて勝負する場合には、損切りもタイトにする
という戦略が成り立ちます。
まぁそれを言い出すとキリがないので、
ここでは、一応セオリーとして考えた時にどうなるか、
を考えてみましょう。
私ならば、②を選びます。
その理由はエントリーの根拠が消滅する場所だからです。
まず、①を下回ってきた場合を考えてみましょう。
このような形ですね。
①を損切りにしていた場合はここで損切りになっているわけですが、
これは早すぎると思います。
なぜなら、そもそもこのエントリーをしたのは、
トレンド相場だから
という理由だからです。
ここで確認です。
上昇トレンドの定義は何でしょうか?
そうです。
安値も高値も切り上がっていること。
です。
つまり、逆に言えば、
安値か高値が切り下がったらトレンドではなくなる。
ということです。
それを踏まえて、もう一度考えてみてください。
緑の円で示したのは、確定した安値と高値です。
注目してもらいたいのは、安値です。
図を見てもらえるとわかるかと思うのですが、
①の損切りラインを割ったからといって、
まだ安値が切り下がったわけではない。
ということです。
つまり、①の損切りはセオリーとしては早すぎる、
と言えるのです。
では②を下回った時を見てみましょう。
ご覧のとおり、②を下回ってしまうと、
安値が切り下がることになってしまい、
トレンド相場の定義が成り立たなくなります。
これが、損切りを②にする根拠です。
いかがでしょうか?
こうしたセオリーに基づくと、
無駄な損切りをすることがなくなり、
負けトレードが勝ちトレードに転じる場面が増えるでしょう。
しかし、損切りが深くなることがあるので、
ロット管理だけはしっかりと行なってくださいね。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
相場格言
さて、本日はこんな格言です。
若くあってもいい。しかし、愚かであってはならない。
勢いがあるということと、
何も考えずに無茶をするのとは違うということですね。
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