移動平均線(EMA)の活用方法について
どうも、ハシモトです。
さて今日は、EMAについて書きたいと思います。
移動平均線(EMA)の活用方法
まずはEMAの活用方法についてです。
インジケータの代表格である
移動平均線の中でも、
私は20期間、72期間、200期間のものを
使用しているわけですが、
「それぞれをどのように活用しているのですか?」
ということをよく質問されます。
端的に言ってしまえば、
「短期と中期と長期の相場の流れを観る」
というのが基本的な活用方法です。
例えば、トレンドの勢いが強い時や波の流れについて、
どのEMAに支えられながらトレンドが進行するか
といった事によって、
意識するEMAがその場で変わってきたりします。
例えば以下のような上昇トレンドでは、
20EMAがサポートになって進行していますね。
▼上昇トレンド(20EMAがサポート)
このような形の時には、
ずっと意識されていた20EMAを
相場が下に割ってくるとなれば、
もしかしたら下落が起こりだすかも・・・。
という感じで、念頭に入れておくことになるわけです。
もちろん、それだけではありません。
・EMAの状態(角度や他のEMAとの位置など)
や
・相場との位置関係
なども考慮していきますが、
基本的な分析の考え方として、
「それが意識されるかどうか」
ということを考えています。
これはテクニカル分析の基本です。
ゴールデンクロスがどうとか、
フィボナッチがどうとか、
チャネルライン、トレンドラインなども全て、
それがその場面で意識されていなければ、
全く機能しないことだって当然あるわけです。
決済にもEMAを活用できる
ちょっと話がずれましたが、
EMAは決済に使うこともできます。
例えば72EMAと200EMAですが、
これは中長期的な流れを観たり、
サポートやレジスタンスとして
分析の補助に使うのに便利です。
例えば72EMAですが、
以前ポンドドルでキレイな例がありました。
▼ポンドドル1時間足
画像で示したように、
相場展望で言っていた
包み線からの上昇をトレードし、
決済を72EMAまでとする事もできるわけです。
(私自身、この時はその少し手前で決済しました)
実はこの場面、
4時間足でも同様のことが起こっています。
▼4時間足
このように、20EMAがレジスタンスとなっています。
これは数値的には、ある意味当たり前なのですが。。。
(1時間足の72EMA=72時間分の平均→
→72時間÷4(時間足)=18EMAなので、
1時間足の72EMAは、ほぼ4時間足の20EMAと言うことです。)
このような場面では、
「決済ポイントとしてEMAは妥当」と考えます。
特にこの場面は、
基本的な流れは下落ですから、
そもそものスタンスが、
「戻りの短期上昇」というトレードですから、
「深追いしない」という意味でも、
なおさら4時間足の20EMAなどは
有効な決済ポイントと考えられます。
このようにEMAは、
エントリーにも決済にも活用できるわけですが、
単にEMAだけを見るわけではなく、
ローソク足や水平ラインなども見ていますので、
過信は禁物です。
それでは今日も良いトレードを!
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