移動平均線の観察ポイント
どうも、ハシモトです。
今回は少しテクニカルなお話をしようと思います。
ズバリ、移動平均線についてですね。
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移動平均線の角度
今回お話する移動平均線のお話は、
とにかくその「角度」に注目したいと思います。
基本的に移動平均線を使う時に観る項目で
非常に重要なのはその角度です。
しかもその分析の考え方はシンプルで、
角度がきつければトレンドが強い事を示し、
角度が緩やかであれば弱い事を示します。
横ばいになっているときは、
方向感のない相場であることが多いです。
ただし、これらの分析は
移動平均線の期間によって
少し意味が変わってきます。
例えば、20日間の移動平均線の角度がきつくても、
同じ時に200日間の移動平均線の角度はゆるやか
ということもあるわけです。
しかし一般的に
移動平均線の角度というのは、
トレンドの強さや相場の方向性を示す良い指標になります。
角度の一例
ではここで、
移動平均線の角度について、
20EMAを使って一例を示してみます。
▼角度がきつい&ゆるやか
▼横ばい
ご覧のように、基本的な方向性は
角度によってある程度判別することが出来ます。
「シンプルとは言うけど、実践では中々難しいんです!」
というお声が聞こえてきそうです^_^;
実践的な使い方
では実践のトレードではどうするのかというと、
例えばデイトレならば、
日足の20EMAの角度が
明らかに上昇方向だとしたら、
1時間足などでは買いだけを待つ
というような考え方が基本になります。
要は、「相場の方向性」を
確認するために角度を観る
というのが基本になるわけです。
ではここで、実際に今の相場で確認してみましょう。
ここでは直近のドル円の
日足チャートを観てみましょう。
▼ドル円日足(1月27日現在)
この20EMAはどのような角度でしょうか??
「少し下に向いているような・・・。
でも横ばいのような気もする・・・」
という感じでしょうか。
私は横ばいと観ますが、
下方向に動き出す前のようにも観えます。
つまり、日足で方向感がはっきりしていないため、
日足と1時間足を組み合わせても、
トレードチャンスを探すのは難しいかもしれません。
ではここで4時間足と1時間足も観てみましょう
▼ドル円4時間足
▼ドル円1時間足(1月27日現在)
過去の角度も見ると、
日足での角度が横ばいなのが
納得できるくらいキレイに上下してるわけですね。
相場もキレイにレンジ相場を作っています。
ただ、1時間足の一番右の方では、
20EMAが下を向いています。
この時点で少なくとも
1時間足の直近の流れは下落方向
ということがわかりますね。
ということは、より下位の時間足では、
売りのトレードチャンスがあるかもしれません。
例えば5分足を観てみましょう。
▼ドル円5分足
過去チャートですが、
どこかで売りが出来そうですね。
個人的に注目したいのは、
サポートがレジスタンスに変わって
再下落するポイントです。
これは実は15分足で見るとキレイです。
▼サポートがレジスタンスに
ということは、
レジスタンスに変わった後に
再下落している中のどこかで
売りエントリーを仕掛けるタイミングを待つことが
短期的なトレンドフォローになるという考え方です。
しかし、ここで注意しておかなければいけないのが、
「日足や4時間足が明らかにレンジ」
ということをちゃんと認識しておく
必要があるということです。
結果的には強く下落していますし、
私自身も25pips程度の短期的な
売りトレードを行いましたが、
基本はレンジ内であることを意識し、
「根本的にはまだ動き出したとは言えない」
と考えます。
ですから昨日の記事でも書いていたように、
「レンジでは欲張らない」というのを基本に、
短期的なトレードを狙っていくということになりました。
今回は非常に長いお話になってしまいましたが、
移動平均線を使う方は、
トレードに活かしていただければ良いかなと思います。
それでは今日も良いトレードを!!
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