移動平均線の基本01

移動平均線の基本01

 

ここでは、移動平均線の基本についてお伝えします。

 

移動平均線01

 

 

移動平均線とは?

まず、移動平均線とは何なのか?

 

簡単に言うと、

チャートの終値の平均を表した折れ線グラフです。

※終値以外の移動平均線もありますが、基本的には終値と考えてください。

 

 

 

基本的な考え方としては、

学校のテストのクラス平均点を出すのと同じです。

 

 

 

例えば、日足の終値が次のように推移したとしましょう。

 

1日目:10

2日目:20

3日目:50

4日目:30

5日目:10

 

では、この5日目が終わった時点の平均値はいくらでしょうか?

 

(10+20+50+30+10)÷5=24

つまり、この5日間の平均は24ですね。

 

 

この24という数値が、チャート上に点として表示されます。

 

移動平均線02

※黒い折れ線グラフが終値のグラフです。

 

 

次に、6日目の終値が50だったとします。

 

すると、この時点での“5日間”の平均はいくらでしょうか?

 

(2日目+3日目+4日目+5日目+6日目)÷5 ですから、

(20+50+30+10+50)÷5=32

つまり、2日目~6日目までの5日間の平均は32です。

 

この32という数値がチャート上に点として表示され、

先ほどの24と結ばれます。

 

移動平均線03

 

このようにして、5日分の移動平均線が

値動きとともに作られていきます。

 

 

これが移動平均線の基本的な構造です。

 

 

移動平均線で何がわかるのか?

では、移動平均線を使うと何がわかるのでしょうか?

 

 

チャート上でローソク足の平均を表すことによって、

平均値から見て、相場がどの位置にいるのか?

がわかります。

 

つまり、

平均的に見て、相場が上昇基調なのか下落基調なのか

ということがパッと見て判断できるのです。

 

このチャートを見てください。

 

移動平均線04

 

 

グチャグチャの画像でよくわかりませんが(笑)、

移動平均線(赤いライン)を基準に、

下側に相場がある時は下落基調

上側に相場がある時は上昇基調

と判断できるのです。

 

 

SMAとEMA

移動平均線には様々な種類があるんですが、

主に使われるものとしてEMAとSMAがあります。

 

SMAというのはSimple Moving Average、

つまり「単純移動平均線」という意味で、

先ほど紹介したような単なる平均値を結んだ線です。

 

計測する期間によって、「5SMA」「20SMA」などと

呼び分けられます。

 

 

ローソク足チャートで言えば、

「5SMA」とは「5本分の終値の平均」ということを表します。

つまり先ほどの例は5SMAということになりますね。

 

 

 

――では、EMAとは何なのか?

 

EMAとは、指数平滑移動平均線などという

わけの分からない名前がついていますが(笑)、

こんな名前を覚える必要はありませんので安心してください。

 

 

SMAと何が違うのかというと、

一言で言ってしまえば、

EMAの方がより今の流れがわかりやすい

ということが言えます。

 

要するに、

とりあえずEMAを使っておきましょう

という事です(笑)

 

 

ちょっと適当そうに聞こえるかもしれませんが、

EMAを使っておけばまず間違いありません。

 

 

 

移動平均線を使った鉄板手法

 

最終的にはあなたも、

これが知りたいのではないでしょうか(笑)

 

 

移動平均線を使った鉄板手法

 

 

鉄板手法・・・確かにあります。

 

 

 

が、長くなってしまうので本日はここまでとし、

次回、お伝えしたいと思います!

 

 

 

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
もし何かわからないことなどがありましたら、

いつでも聞いてくださいね。

 

 

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